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「なんちゃってサッカー好き運営スタッフY氏」による独断と偏見の戦評④

2018年01月09日

~最終日~

「優勝決定戦」

 

決勝戦
創成館高等学校(長崎県) 3 - 1  九州国際大学付属高校(福岡県)

九国大付属vs創成館の一戦。前半中盤に試合は動く。前日までと同様前線の素早い切り返しから先制点を挙げた創成館が、会場内に余韻が残る中、追加点を奪取した。わずか5分間の出来事だった。今大会後半に爆発力を見せてきた九国大付属も、後半怒涛の攻めを見せ、1点を奪い尚も多くのチャンスを作り出すも、最後まで攻める姿勢で追いつくことを許さなかった創成館が本大会4回目の出場にして初戴冠を飾った。この時期ながら、観戦者にもチームの特徴がはっきり伝わってくる、非常にレベルの高いチーム同士の見応えのある一戦だった。

 

●3位・4位決定戦
瀬戸内高等学校(広島県) 2 - 1  聖光高等学校(山口県)

●5位・6位決定戦

大社高校(島根県)    4 - 1  松山工業高校(愛媛県)

●7位・8位決定戦

柳ヶ浦高等学校 (大分県)  4 - 1  小野高等学校(兵庫県)


 

第4回 サザン・セト大島 周防大島町長杯 高校サッカーフェスティバル」

 順位

優勝   創成館高等学校(長崎県)
準優勝  九州国際大学付属高等学校(福岡県)

第3位  広島県瀬戸内高等学校(広島県)
第4位  学校法人 櫨蔭学園 聖光高等学校(山口県)
第5位  島根県立大社高等学校(島根県)
第6位  愛媛県立松山工業高等学校(愛媛県)
第7位  学校法人  吉用学園  柳ヶ浦高等学校(大分県)
第8位  兵庫県立小野高等学校​(兵庫県)

「総評」

創成館は2018年度の飛躍に大いに期待を抱かせる内容だった。個人的には前線から守備に攻撃に、とにかく走り回るある選手が印象的だった。ケガのため決勝は不在だったのは残念。

九国大付属は個の力が結集しチーム全体の力強さとなって、相手チームに終始圧力をかけ続け、耐えられなくなった時に、試合を決定づける。今年こそ「赤い○○」をがっぷり4つから押し出す、そんな結果がみたい。

 3位となった瀬戸内は万全のチーム状態ではなかったが、特に自陣の深い位置でボールを奪ってからのスピーディーで迫力あるカウンター攻撃は観ていて圧巻だった。4位聖光は、ワイドでスピーディーなパスサッカーを見せてくれた。振り返ると全勝してもおかしくないような僅差の内容であり、新チームの結果に大いに期待する。

 5位大社は、大会先日入りし、トレーニングマッチを繰り返し、最終日も長距離の移動があるにも関わらず、順位決定戦終了後も最後までトレーニングマッチを繰り返した。「あと1勝」の壁をぜひ乗り越えいただきたい。6位となった松山工だが、順位決定戦は3年連続で大社との試合かつ今年も敗れて3連敗となったが、これは実は吉兆ではないかと思われる。この3年の間、夏か冬に必ず全国へ進出しているというデータを発見。(監督さん、コーチには怒られるかもしれないが、、、)2018年度も全国確定だ。

 7位柳ヶ浦は、局面での個の強さが目立ったチームだった。初戦の大量失点以外は、「戦う姿勢」を強く感じることができ、2018年、大分での活躍を大いに期待する。8位小野は、大会終盤に来てようやく落ち着きを取り戻し、本来の力を発揮し始めたという印象だった。本大会で、多くの刺激を受けたらしく、学習能力の高さでぜひ兵庫県で結果を出していただきたい。

 

~最後に~

 今年も多くのチームに参加いただき、高いレベルの試合が観られて、幸せな3日間でした。サッカー素人の目線での感想を勝手に並べたことを、不快に感じられる方もいらっしゃるかもしれませんが、どうかご容赦ください。各チームの皆さんの幸運を心より祈念し、現地にもぜひ足を運びたいと思います。
 

○Global Island リーグ


 
2勝1分けの聖光セカンドと、3勝の大島商船との最終戦が、優勝決定戦となった。勝つしかない聖光セカンドが、トップチーム同様、パスワークと展開力で優位に立つかと思われたが、昨晩から降り続いた雨で重たくなったピッチがその優位性を奪ってしまった。もともとフィジカルで上回っていた大島商船が更に優位性を得て、互いに決定機を多く作るもドロー。大島商船が2連覇を果たした。

Global Island リーグ(商船試合会場)の結果はこちら


「なんちゃってサッカー好き運営スタッフY氏」による独断と偏見の戦評
①~出場チーム紹介編~
②~初日の結果・2日目の展望~

③~2日目の結果・順位決定戦の展望~

 
 
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